韓国、軽空母建造へ F-35Bを16機搭載 いずも改修に対抗か?

揚陸艦「独島」|Republic of Korea Armed Forces / flickr

◆F-35B艦載か
 搭載されるSTOVLの候補としては、米ロッキードマーティン社が中心となって開発したステルス戦闘機「F-35B」が有力視されている。ディプロマット誌(7月26日)は、韓国が独自でSTOVLの開発に出ることは考えにくいとした上で、F-35Bを調達するものと予測している。すでに韓国はF-35Aを導入している。

 韓国政府が出資する研究機関では、すでにF-35B調達に向けた先行調査が始まっているようだ。ディフェンス・ニュース誌は、早ければ今年9月にも調査結果が公表されるという観測筋の情報を伝えている。現状では2案が比較検討されており、購入予定のF-35Aの一部を同Bに振り替えるか、または全体の購入数を20機増加させるかのシナリオが候補に挙がっているという。

>次のページ 日本の「いずも」型を意識




Text by 青葉やまと