機内窓側に座っていた女性 隣の乗客が強引に風景を撮影してイライラ

画像はイメージ(Flicker/ Simon_sees

他人が自分に近付いてきた時、不快に感じない限界範囲を意味する「パーソナルスペース」。

【動画】強引に窓からの風景を撮影しようとしてくる乗客

機内で窓側席に座った女性が、隣の客にパーソナルスペースを邪魔されたとTikTokで明かしました。

機内窓から見える風景を強引に撮ろうとしてくる乗客

「Sterling」というアカウント名の女性が、搭乗した機内の様子を動画で投稿。

動画には、隣の席に座る年配の乗客が、自分の座席ごしに写真を撮る姿が映っていました。

表題には、「人々はパーソナルスペースを知らないのだろうか?窓側の席を選ぶこともできないのか?」と書かれています。

年配の男性はしきりに窓の外を見た後、やや強引に女性に近付きながらも、窓越しの風景を撮影。

その時男性のスマホは、女性の顔に当たりそうなほど接近しているのがわかります。

女性は、男性を避けるように頭をぐっとヘッドレストに押し付けている様子。

それを確認してか、男性は彼女を気遣うこともなく、今度はスマホを窓に近づけて写真を撮りました。

スターリンさんの表情は、こわ張っていました。

その時の心境は、動画の概要欄につづった「唯一の選択肢は、窓の外を見つめることだった」という文章から十分伝わってきます。

この投稿には1万2,000件以上のコメントが寄せられており、「はっきり言わないと」「日差しを閉めて寝たふりすればよかったのに」などの意見がありました。

満員電車が耐えられる日本人には、パーソナルスペースの感覚は薄いかもしれません。

女性のような状況の時、なかなか注意するのが難しいのが本音ですよね。

Text by 本間才子