祖母が「家に帰るまで開けないで」と渡した荷物 保安検査場で空港職員が「待った」

画像はイメージ(Flicker/ Kathryn Greenhill

プレゼントをもらうときは、中に何が入っているのだろうとワクワクするものです。

【動画】「家に帰るまで開けないで」ともらった荷物の中身

普通ならすぐに開けてしまいますが、もし「家に帰るまで開けないで」と言われたらどうなるでしょうか。

中身が不明なプレゼントをもらった男性が、空港のセキュリティに止められてしまう出来事がありました。

祖母が「家に帰るまで開けないで」と渡したプレゼント

男性はTikTokの動画内で「祖母から早めのクリスマスプレゼントとして、ブリーフケースを渡された」と説明。

祖母に中身について尋ねると、「カルフォルニアの家に着くまで絶対に開けないで」とお願いされたとのこと。

男性は「空港のセキュリティを通るため、知っておく必要がある」と祖母に伝えますが、「サプライズだから」と懇願され、教えてもらえませんでした。

中身を知らないまま、空港の保安検査場へ向かった男性。

案の定、ブリーフケースは荷物のX線検査で止められてしまいました。

男性は「検査職員がブリーフケースの中身を教えてくれたよ。みんなにも見せるよ」といい、ケースの中身を開けます。

そこに入っていたのは、なんとタイプライターでした。

さすがに男性も「どうしてタイプライターなんだよ。これで本でも書けっていうのか?もう少しでセキュリティを通過できなかったんだよ」と心情を語ります。

検査職員に何が入っているのか聞かれた際、男性は正直に「知らない」と答えたそうです。

さらに「どういう意味だ?中身を知らない荷物を運んでいるのか?」と尋ねる職員に、「だってサプライズだから」と冗談っぽく返答したとのこと。

怪しまれても仕方がありません。

しかし男性は無事にセキュリティを通過した様子。「公園で自叙伝を書いてる僕を見つけてね」と動画を締めくくりました。

動画を見た人は「よく逮捕されなかったね」と反応。

また「ちゃんと祖母の言うことを聞いていたのが素敵」や「このエピソードを本に書けばいい」とコメントしています。

Text by 島田 そら