年収750万円あるのに毎月1500円しか残らない男性 厳しい懐事情を説明

画像はイメージ(Flicker/ Susan Riggs

世界的に発生し、社会問題と化しているインフレ。日本では老後に2000万が足りないどころか、明日の生活がままならない人もいます。

【動画】年収750万円あるのに毎月全く手元に残らない男性

アメリカで年収750万円はあるという男性が、生活費を支払うと月に1500円ほどしか残らないとTikTokで明かしました。

年収750万円でも手元に毎月1500円しか残らない

TikTokerの女性が「最近、みんなどうやって生活費を捻出しているの?」と問いかけている投稿に対し、「これについて話したい、ありえないと思うので」と話し始めた男性。

男性の年収は約750万円だといい、これまでの人生で一番稼いでいる金額だといいます。

給与は2週間ごとに18万円程度支払われるため、月額で37万程度になります。

動画の中で明かされていませんが、他にボーナスを加算すると年収750万円になるようです。

アメリカでは、高卒だと平均年収が約450万円、大学院卒になると750万円程度だと言われています。

男性は、月の出費について内訳を説明し始めました。

家賃と光熱費で約19万円、車のローンが6万円といったように、固定費だけで毎月もらえる給与の半分ほどが無くなるとのこと。

固定費のうち特に車のローン代が負担になっていることは自覚しつつも、大切な交通手段のため、問題ないと考えているようです。

他に見ると、保険代が占める割合も少なくありません。

代表的なのが自動車保険で、約3万円。さらに家賃保険約1800円、ペットの保険約6700円もあります。

そして電気代に約6000円、インターネット代5200円程度。

サブスクリプションサービスは4000円以内で、ここまでの出費を差し引くと男性の手元に残るのは約4万4500円です。

ここから食費代3万円、ガソリン代9000円とペットのエサ代4400円を差し引くと、残るのはたった1500円程度でした。

男性は「将来家を買いたいけれど、毎月1500円しか残らないからどうすればいいかわからない」と嘆きます。

しかも男性は現在大学院に通っており、学資ローンやクレジットローンの返済も今後控えているそうです。

自分の給与は、「アメリカ国内の平均くらいか、それ以上の年収がある」といいますが、「全く正気の沙汰じゃない」と嘆きました。

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Text by 本間才子