最大10週間あった有給が4週間に改悪 激怒したベテラン社員の復讐

画像はイメージ(Flicker/ Yoshizumi Endo

新しい経営陣が、社員に与えていたさまざまな制度を廃止。

【画像】60代社員が新経営陣に激怒

激怒した60代のベテラン社員の行動により、会社側が大きな損害を受けた出来事が、ネット掲示板Redditで投稿されました。

有給が減ることに激怒したベテラン社員が会社に大損害

投稿主は、休日数が多い会社で働いていて、25年以上勤めた人に年間10週間の有給が与えられていたといいます。

しかし経営者が引退して、体制が変更。

年間の有給を最大4週間のみに減らすと宣言し、さらに定年が近い従業員の多くをクビにしたのです。

これにキレた60代の男性社員は、会社に「有給休暇を一度に全部取得する」と伝え、そのまま10週間の休暇に入りました。

しかも、その休暇中に転職先を見つけて働き始めたのです。

10週後、有給明け日に男性は会社に現れず、3日目にようやく電話で辞めると伝えてきたとのこと。

その会社で男性は、ある特定部品を作る方法を知っていました。

創業者が特許を取得していたもので、誰でも作れるものではありませんでした。

結局、会社側は創業者と新たな契約をして、新入社員に作り方を教えることに。

そのことを知った創業者は激怒して、パーツの製造方法を教えるために1億円近い額の契約金を会社に請求してきたとのことです。

この騒動に掲示板では、「社員をバカにするなよ、ということですね」「これくらいものを言える力を身につけたいものですね」などの声がありました。

人材のマネジメントは、企業として大きな課題です。

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Text by 川崎 謙三郎