近隣住民から届いた苦情 「新品の玄関マットを外に敷かないで」

画像はイメージ(Flicker/ Lisa Risager

隣人から来る苦情としてよくあるのは、騒音や敷地に関する問題など。

【動画】マットを敷いて苦情が届いたことに驚く住民

ある住民は、玄関マットをめぐって隣人から苦情が来たとTikTokで明かしました。

ドアの前に玄関マットを敷いて苦情が寄せられた住民

その住民であるドミニクさんは、動画を投稿する2日前に新しい玄関マットを購入したといいます。

ドアの前に早速マットを置いたドミニクさんの元に、大家からメッセージが届きました。

「実はお恥ずかしいお願いをして申し訳ないのですが、ご近所の方から、アパートのドアの外に敷いてあるマットを中に入れてほしいと連絡がありました」と書かれていたのです。

ドミニクさんは、買ったばかりのマットへの苦情に驚きを隠せません。

数日後、友人の家に泊まっていたドミニクさんが帰宅すると、なんとマットがなくなっていたのです。

彼女は「大げさにしたくなかったのにこうなった」と残念に思いました。

ドミニクさんは「世界ではもっと大変なことが起こってる」「ささいなことだけど対処しないといけない」と、さまざまな思いを巡らせながら隣人問題の解決法を考えている様子。

結局新しいマットを買ったドミニクさんは、苦情を寄せた隣人に対する手紙を書くことを決意しました。

苦情を寄せた人物が誰か特定できていないため、多くの人が目にできるよう、その手紙を廊下に貼るそうです。

手紙には、「私のことを大家に密告して、玄関マットを盗んだ人へ」と始まり、「このマスクを使ってください。あなたはリラックスが必要です」と記しました。

ドミニクさんが「ストレス解消」だと言いながら着けていたフェイスマスクも、手紙と一緒に見える場所に一緒にかけておいたのです。

誰の仕業かもわからないまま、住人に手紙を書くのに違和感があったドミニクさん。

しかし手紙を残して、「これでおしまい」といい、せいせいしたようでした。

Text by 本間才子