「追い出されるかと思った」 3つ子と4歳の子供を連れて陪審員に挑んだ母親

画像はイメージ(Flicker/ WolfVision GmbH

アメリカでは、陪審員として裁判に参加することを国民に義務付けています。

日本の裁判員制度と同様に呼び出し状が届いた場合は、裁判所に出頭しなければなりません。

アメリカのユタ州に住むトリー・スカウさんが、1歳の3つ子と4歳の子を連れて裁判所に出向いた様子が話題になっています。

3つ子を連れて陪審員に参加した母親

彼女は「3つ子と4歳の子を連れて、陪審員選択へ」とタイトルをつけて、Instagramに投稿。

「悪夢よ。私と一緒に参加した人たちに申し訳ないわ。母親として最悪の瞬間だった」と追記しています。

陪審員の候補になったトリーさんは、裁判所に呼び出されました。

出頭しないと1000ドル(約15万円)の罰金が課せられるため、当日ベビーシッターが見つからなかった彼女は、やむをえず子供たちを一緒に連れていくことに。

子供たちがいるため、「おそらく自分は陪審員に選ばれず早く帰れるだろうと予想していた」といいます。

「静かになるように、大量のお菓子を子供たちに与えていたけど、法廷に響いていたのは子供たちの叫び声だけだった」と当時の状況を語っていました。

親としては気が気ではありませんね。

この時点で1時間以上が経っていたため、ベビーカーの中で飽きてしまった子供たち。

ベビーカーからおろすと、部屋から抜け出し、裁判官の机の周りを歩き回るなど、まったくお構いなしといった様子だったそうです。

そんな中、親切な警官がおもちゃを持ってきてくれたようで「これはものすごく助かった」とトリーさんは振り返っています。

途中、車に戻りおむつ替えをする場面も。

陪審員の選択が終了したのは、2時間半後だったとのこと。

おそらく1分でさえも長く感じたことでしょう。

「追い出されるかと思ったけど、全然帰してくれなくて驚いたわ。でも何とかやりきった」といい、ようやく肩の荷が降りたトリーさんでした。

Text by 島田 そら