車が家屋2階部分に激突 警察は「意図的な行為があった」と判断

画像はイメージ(Flicker/ Sergei F

2023年8月上旬、アメリカ・ペンシルベニア州ディケーター地区のある民家で、自動車が2階部分に激突する事故が発生しました。

レスキュー会社『Junction Fire Company』のFacebookには、まるでアクション映画のワンシーンのような写真が複数公開されています。

車が民家の屋根に激突

消防車も駆けつけ、集まった大勢の隊員たちで車と乗っていた運転手を救出。

住宅の1階部分には大きな穴が開き、その周辺は完全に崩壊してしまいました。

ペンシルベニア州といえば、ハリケーンの被害が多い地域でも知られています。

そこでハリケーンの襲来に備え、隊員たちと住民は崩壊した部分にタープを張る作業も行ったそうです。

また車は前方が大きくつぶれボンネットが全開しており、運転手は救出後、ただちに病院へと搬送されました。

NEW YORK POST』によると、この民家に暮らす住民にケガはなかったということです。

当初、レスキュー会社は「民家の横にある排水溝に車がぶつかり、このような事故につながった」との見解を示しましたが、ペンシルベニア州警察はそれを否定。

「これは単なる事故ではないと思っています。捜査の結果、意図的な行為があったと判断し、起訴を検討中です」との声明を発表しています。

これに対し世間の人々からは「色んな方たちが協力し合い、見事救出に成功した」と称える声や、「どうしてこうなった?」など事故に対する疑問も寄せられました。

Text by 春野 なつ