ビリー・アイリッシュ、「投げ込み問題」に「6年間続いている。今更なぜ騒ぐのか」

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アメリカで相次いでいる、コンサートでのファンからの「投げ込み騒動」。

今回、歌手のビリー・アイリッシュさんが映画『バービー』のワールドプレミアに出席した際に「ハリウッド・リポーター」の取材に答えました。

「私は6年もステージ上で物を投げつけられている。なぜ目新しいことのように騒ぐのかわからない。人は興奮するものだし、それが危なくなることもある」と、ずっと投げ込みがあることをコメント。

さらに「ステージにいると腹が立つことは確かにある。すごく複雑な心境になるよね。でもそれが愛ゆえの行為なんだと思う」と理解を示しています。

また、同席したビリーの兄で音楽プロデューサーのフィニアス・オコネルさんも「だめだよ。気持ちはわかるけれどそういうことをしてはだめだ」と呼びかけました。

2023年6月にはビービー・レクサさんがステージに観客からスマホを投げつけられ、顔を強打して負傷。ハリー・スタイルズさんもファンが投げ込んだものが顔に当たる騒動も起きています。

今回のビリーの発言に、SNSではさまざまな意見が寄せられました。

「彼女の言うことは正しいです」
「彼らが何かを投げたら、警備員に彼らを追い出すようにしてください」
「ビリーがいいヒントをくれました」

また、ファンとの関係性の話で言えば、ビリーさんは自宅に何度もやってきたストーカーと思われる男性に対して接近禁止命令を出しています。

裁判所は禁止命令を長期的なものにして、今後3年間にわたり、ビリーと両親の100ヤード(約91メートル)圏内に近づくことが禁じられているとのこと。

人気者となると、ファンとの関係にもさまざまな苦労が絶えないものです。

Text by 川崎 謙三郎