「メッシを見るために1931km先から来た」ファン、出場していないと知り落胆

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所属していた『パリ・サンジェルマンFC』を退団し、2023年7月からアメリカ・フロリダ州の『インテル・マイアミCF』に移籍することが決まっている、リオネル・メッシさん。

天才的サッカー選手の彼のプレーを一目見ようと、所属するチームの練習場には、世界中からファンが押し寄せています。

そんなメッシさんの移籍後の公式戦デビューは、7月21日のクルス・アスル戦(メキシコ)であるとの噂が。

そんな中6月25日に行われた、フィラデルフィア・ユニオン対インテル・マイアミ戦を見に来た、ある男性ファンが注目を集めました。

フィラデルフィア・ユニオンはTwitterで、男性の姿を投稿。

彼は「メッシを見るために、1,200マイル(約1,931キロメートル)を旅して来ました」と書かれたメッセージボードを掲げていたのです。

しかし当時、メッシさんは母国アルゼンチンで元同僚たちの引退試合に出場するため不在で、それを知った男性ファンはボードを投げ捨てるほどに落胆。

その映像は全世界に拡散され、「残念だね」「いつか会えるといいね」など、Twitterでは男性への励ましの声が寄せられています。

ちなみに『FCバルセロナ』時代には、メッシさん、ルイス・スアレスさん、ネイマールさんの3人は「MSN」の愛称で親しまれていました。

ネイマールさんとは、『パリ・サンジェルマンFC』でもチームメイトとしてともに活躍。

5月に行われた対アジャクシオとの試合では、ネイマールさんがスタジアムに駆けつけスアレスさんにテレビ電話をかけると、一緒にメッシさんを応援してMSNファンを喜ばせました。

遠路はるばるといえば、かつて「W杯ローン」という現象が話題になったことも。

中東のカタールで2022年に開催されたW杯を観戦するため、世界32か国のサポーターたちが、ドーハへの往復航空券やホテルの宿泊代に数十万円をかけました。

「高いホテルしか残っていなかった」という人は100万円近く経費がかかったことでしょう。

国によっては、W杯観戦希望者のためのローンというものがあるといいます。

たとえ借金をしても、推す選手がW杯で活躍する姿を自分の目で観てみたい、スタジアムで臨場感、躍動感、そして感動を全身で味わってみたい…という気持ち、よくわかりますね。

Text by 春野 なつ