トヨタGR GT3の量産デザイン、特許図案でリークか 「リアウイングのない美しいクーペ」
しかし今回、意匠特許の図案が公開されたことで、少なくともGR GT3については開発が継続していると受け止めてよいかもしれない。カー・スクープ誌は特許図案の発見が「モータースポーツに着想を得たこのスポーツカーについて、量産版へとつながる開発プログラムが継続しているとの噂をあおる」ものであると述べ、市販化への期待感を示している。
◆トヨタかレクサスか
市販モデルへの期待が高まるGR GT3だが、カー&ドライバー誌は実際に販売に至るかはまだ不確実だとしている。登場するにしても、トヨタのブランドで販売される以外に、高価格帯のレクサス RCのバッジが与えられる可能性がある。
一方、カー・スクープ誌は、Gazoo Racingのフラッグシップを担い、GRスープラの上位に位置づけられるのではないかと分析している。
一部アナリストは2〜3年後の登場を予測しているようだ。リアウイングのないGR GT3が路上に解き放たれる日は来るのか、続報を待ちたい。
【関連記事】
90分で2年分が完売、英国向けトヨタGR86 「最後」予測で駆け込み
2代目NSX最終モデル「タイプS」米誌試乗レビュー 集大成のパフォーマンス
英国で絶賛、日産GT-R NISMO 「興奮冷めない」「超現実的なドライブフィール」
>次のページ トヨタが初の首位陥落「最も信頼できる自動車メーカー」ランキング