人類を滅ぼす結果にも? 宇宙人へのメッセージ送信、新計画に懸念の声
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また、このような送信行為は、故スティーブン・ホーキング博士の考え方にも反する。英デイリー・メール誌(4月5日)は、「彼は受信によって地球外生命体を発見する試みには賛同していたが、電波メッセージによって積極的にコンタクトを取る活動については、地球外生命が友好的でない可能性がある懸念から警鐘を鳴らしていた」と指摘している。
◆解読は相当に困難
また、そもそもメッセージは解読できないのではないかとの疑念もある。サイエンティフィック・アメリカン誌によると、地球外知的生命体探査の先駆者であるフランク・ドレイク博士(天文物理学)は過去、ノーベル賞受賞者を含む知人たちにアレシボ・メッセージの草案を送っている。解読できるかをテストするためだが、そもそもメッセージが図案を表していることに気づいたのが1名だけという結果となった。