香港航空が7・8月の日本行き便を取りやめ SNSで拡散される噂「2025年7月大地震」が原因?
画像はイメージ( Phillip Capper / Flickr )
日本やアジア各地では「2025年7月に巨大地震が発生するのではないか」という噂や予言がインターネットを中心に広がっています。
Hong Kong Airlines(香港航空)は、7月と8月に予定されていた香港ー熊本県と香港ー鹿児島県を結ぶ全ての便について欠航すると発表しました。
「South China Mornig Post」など複数のメディアが報じています。
「2025年7月大地震」噂で香港と日本を結ぶ飛行機が欠航予定
「2025年7月に日本で大地震が起きるのではないか」という噂は、マンガ家のたつき諒の著書に由来したものです。
たつき諒さんは、かつて自身の夢を「夢日記」として記録。
夢をもとに1999年に『私が見た未来』という漫画作品を発表しました。
この作品は表紙に「大災害は2011年3月」と記されていたことが判明したことで、東日本大震災を予見していたのではないかと話題になったものです。
2021年には、『私が見た未来 完全版』が出版。
こちらには新たな記述として「本当の大災難は2025年7月に起こる」という内容が含まれていたことから、SNS上で注目を集めるようになっています。
香港航空はまた、名古屋との間の便についても調整する予定だとのこと。
同メディアによるとキャンセル理由は「日本への観光需要の低迷を挙げており、特に懸念されている大規模地震の影響が背景にある」と分析しています。