マンション屋上にいたセメントまみれのヘビ 「内見しに来た?笑」
画像はイメージ(Flicker/ The Reptilarium)
インド・ムンバイの高層住宅で体長約1.2mのヘビが出現し、住民たちを驚かせました。
この出来事は、現地メディア「Times Of India」他のメディアにより報じられています。
マンション最上階の工事現場にヘビが現れる
ヘビが見つかったのは、ムンバイ市の賑やかな幹線道路沿いにある住宅街の高層マンション。
その最上階である13階のテラスでじっとしているヘビを住民が発見し、すぐに通報したそうです。
地元の動物愛護活動家で知られるスーラジ・サハさんらも現場に駆けつけ確認したところ、ヘビは工事現場に横たわり、全身がセメントにまみれた状態でした。
彼らはすぐに森林局に連絡を取って保護の手配を依頼すると、その後は森林局のチームにより無事保護されました。
このヘビは、「インドニシキヘビ」と呼ばれる種類で、国内では保護対象となっている野生動物です。
成長すると3~5mに達する大型種で、野生では主に小型哺乳類などを捕食。
専門家によると、モンスーン期など大雨の時期には、ヘビが生息地を離れて都市部に出現することがあり、今回も洪水を避けて高所に移動してきた可能性があるとのこと。
また、インドニシキヘビは木登りや岩場の移動にも長けており、高所に達するのは不可能ではないのだそうです。
この出来事に対し、ネット上では、「ヘビはマンションの内見に来たんじゃないですか?」といったユーモアあふれる声や、「どうやって13階まで登ったのか本当に不思議だ」と驚きを隠せない意見も上がっていました。