住宅に入り込んだの3.3mの巨大ヘビ 「トカゲを狙って侵入していた」
画像はイメージ(Flicker/ Soli)
インド東部オディシャ州の農村地区で、猛毒をもつキングコブラが住宅に侵入する出来事がありました。
この様子は、現地メディア「NDTV」などによって報じられています。
猛毒を持つことで知られるキングコブラ
YouTubeの動画には、住宅内に潜んでいたキングコブラを職員がトングを使って捕獲する場面が映されています。
室内は薄暗く、懐中電灯の明かりを頼りに進められた作業だったことが伺えます。
後に住民の証言から、ヘビはオオトカゲを追って住宅内に迷い込んだことが判明。
トカゲは逃げたものの、ヘビはそのまま残っていたため、住人はすぐに家を施錠し当局に連絡したといいます。
屋外に引き出されて姿を現したキングコブラは、全長2mを超える堂々たる巨体。
その捕獲の様子を、近隣の住民たちが携帯電話で撮影する姿も見受けられました。
キングコブラは世界最大級の毒ヘビで、インドを含む南・東南アジアに分布しており、毒性が非常に強く、咬まれた場合には命に関わる危険もあります。
森林局に移送されたコブラを改めて計測すると、体長約3.3m、体重約6.7kgでした。
ヘビはその後、動物福祉団体WTI(Wildlife Trust of India)の管理する保護施設を経て、自然環境に再び放たれたということです。
この映像を見た視聴者からは、「すごいですね」「恐ろしい」「全員素手だ」と感嘆する声が寄せられていました。