ミャンマーで発生した大地震 命懸けで新生児を守った看護師
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2025年3月28日午後、ミャンマー中部でマグニチュード7.7の大きな地震が発生しました。
大勢の死者や負傷者が出ており、現在も救出活動が行われているなか、揺れが大きかった中国・雲南省の産婦人科で働く看護師に称賛の声があがっています。
ミャンマーの地震で看護師が奮闘
アメリカメディア「CNN」のInstagramに映っているのは、地震発生当時の病院内の様子です。
機械やベビーベッドが激しく揺れ、水がこぼれて床が水浸しになるなか、看護師の女性は生まれたばかりの新生児をとっさに抱き上げました。
バランスを保つのに精一杯の彼女ですが、必死に赤ちゃんを抱いて守っています。
この女性に対し、ネット上では「彼女の家族も無事であってほしい」「まるで我が子のように守る姿勢が素晴らしい」「看護師って現実世界のスーパーヒーローだと実感した」「彼女に良い事が起こりますように」など、称賛の声が続々と書き込まれました。
イギリスメディア「BBC」によると、この地震による死者は2025年4月1日の時点で2,700人以上とされ、3,000人を超す見込みだといいます。
また医療不足の問題も浮き彫りとなっており、他国からの支援が徐々に届いていると伝えられています。