ケージに入った鳥を狙うヘビ ギリギリのタイミングで救出
画像はイメージ(Andrew Mercer/ Wikipedia Commons )
オーストラリア・クイーンズランド州で、ペットの鳥が巨大なヘビに襲われそうになる出来事がありました。
ペットの鳥を狙う野生のヘビ
その様子は捕獲したスチュアート・マッケンジーさんによって記録され、ヘビ捕獲業者「Sunshine Coast Snake Catchers 24/7」のFacebookに投稿されました。
マッケンジーさんは、サンシャインコースト・スネークキャッチャーという動物捕獲サービスを運営しています。
地元住民からの通報で現場に駆けつけたところ、鳥のケージの隙間からコースタル・カーペットパイソンが頭を差し込んでおり、今にも鳥を捕食しようとするところでした。
「幸い、間に合いました」と安堵するマッケンジーさん。
カーペット・パイソンはオーストラリア大陸やニューギニア地域に生息し、体長が2m〜4mに成長する大型種で、哺乳類、鳥類、爬虫類を捕食します。
以前は害獣駆除に用いられることもあり、ペットとして日本にも輸入されていました。
市販されている多くの鳥かごや小動物用ケージは、必ずしもヘビの侵入を防ぐ設計になっているわけではなく、ペットが犠牲になるケースが後を絶たないとのこと。
マッケンジーさんは、ヘビがケージに入り込むことができることを指摘し、「ヘビが頭を通すと体を絞り込んで入ってしまうことがよくある」と説明しています。
この出来事に、SNS上では「4年飼っていたオウムがある日ヘビに襲われいなくなったことがあったな」「大きなケージで飼育して、家のなかに置けばいいのでは?」といった意見が上がっていました。