核シェルターから出てきた70年前の飲料水 開栓してみた中身に驚き
画像はイメージ(Flicker/ Caius Durling )
核シェルターから出てきた70年前の非常用飲料水が、意外にも飲めるレベルだったようです。
核シェルターから出てきた飲み物
アメリカ在住のニコール・ディサントさん(Nicole DiSanto)は、サバイバル用品のコレクター。
核シェルターにあった70年前の非常用飲料水の缶を入手し、缶の中を確認することにしました。
この缶はアメリカでコーラのシェアが第3位というローヤルクラウン・コーラ社が、1950年代に製造したものとのこと。
缶の外側はかなり錆びて痛んでおり、中の水も缶の腐食などで飲める状態ではないと思われました。
しかし缶を開けてみると、中には一点の濁りのない透明で綺麗な水が現れたのです。
一見飲めそうではあるものの、ニコールさんは念の為にリトマス試験紙で水の水質を調べてみたところ、驚いたことにほとんど汚染物質が検出されなかったそうです。
ニコールさんの動画を目にした人たちからは「アメリカの水道水より綺麗かも」「缶のサビが入ってなかったら飲めたかもね」「味はどうなんだろう」といった声が寄せられ水の味に興味津々の様子。
アメリカのニュースメディア『Newsweek』の取材でニコールさんは、「検査の結果、水は基本的には安全だった」と話していますが、缶を開ける際に外側に付着していたサビが水に混入してしまったため、実際には一口も飲まなかったそうです。
ニコールさんはこの水を顕微鏡で見て調べてみるつもりのようで、彼女のフォロワーは第二弾の動画を楽しみにしているようです。