「背骨みたい」「はしごにも見える」 珍しいクモの巣の模様
画像はイメージ(Flicker/ scheendijk )
クモの巣といえば、通常は中心から外側に向かって放射線状の多角形のものを想像すると思いますが、オーストラリアに生息する一部のクモは違ったようです。
SNSでシェアされている、オーストラリアのタスマニア島で撮影されたと見られるクモの巣は、帯状でハシゴのような幾何学模様をしています。
ハシゴのような模様を描くクモの巣
オーストラリアのクモに特化した情報ウェブサイト『ARACHNE.ORG.AU』によると、このクモの巣を作ったのはオーストラリア東部のタスマニアを含む森林などでよく見られるパラタマキア属に属するクモとのこと。
パラタマキア属のクモは身体が細く小型のクモ。
種によっては違いがありますが、一般的なものは小枝の中に空洞を作って身を潜め、その小枝から伸びるようにクモの巣を作って狩猟をするのだそうです。
この珍しいクモの巣の写真を目にした人たちからは「漢字の『王』の文字が並んでるようだ」「ファスナーに見える」「背骨みたいだね」「タイヤの跡みたいだ」といった声が上がっており、多くの人を驚かせたようです。
非常に珍しい形のクモの巣ですが、自然界にはまだ私たち人間の知らない神秘的な生物が数知れず生息していると認識させられた人もいたようです。