バイデン氏ならトランプ氏に勝てる可能性大? 次期大統領選、世論調査
◆民主党の最有力候補はバイデン前副大統領
ニュージャージー州のモンマス大学による一般世論調査(2月4日付)によると、アメリカ有権者全体の57%が2020年の「トランプ氏再選」を支持せず、38%が支持すると回答。うち共和党員の79%がトランプ氏再選を支持する一方、94%の民主党員が不支持と回答。2党間の政治思想的な溝はより深くなっている。また、無所属派の55%がトランプ氏不支持、39%が支持と回答している。
共和党からは現職のトランプ大統領が出馬することはほぼ確定的だが、民主党員は誰を民主党候補として支持しているのだろうか? 支持率が最も高いのはジョセフ・バイデン前副大統領で29%、次いで大きく水を空けられ、バーニー・サンダース上院議員が16%、カマラ・ハリス上院議員が11%、エリザベス・ウォーレン上院議員8%、2018年の上院選で人気が急上昇したテキサス州のビート・オルーク前下院議員が7%という順になっている。
また、政治サイト『ポリティコ』とテクノロジー企業モーニング・コンサルトが行った同様の世論調査(1月30日付)によると、1位はやはりバイデン氏で33%、次いでサンダース15%、ハリス氏10%、オルーク氏6%、ウォーレン氏6%という結果となっている。