ウィル・スミスも!? 20年大統領選に出馬する可能性のあるセレブ4人

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◆③好感度が高いナイスガイ「ウィル・スミス」
『インデペンデンス・デイ(Independence Day, 1996)』などで有名な黒人俳優ウィル・スミスも出馬を匂わせる1人だ。CBSニュースの2015年12月11日付の報道によると、テレビ番組のインタビューで「人々がこれ以上イスラム教徒に関する狂ったことを言い続けるなら、私が(大統領選に)出馬するしかないだろう」と語ったという。

 しかし、彼は最近特に政治に関する発言を特にしていないため、出馬が実現する可能性は低いと思われる。

◆④反トランプのビリオネア「マーク・キューバン」
 ビリオネアのビジネスマンでプロバスケットボールチームのダラス・マーベリックスのオーナーでもあるマーク・キューバン氏。ビジネス系のリアリティ番組にも出演しているため立場的にはトランプ氏に似ており、また共和党員でもあるが、キューバン氏は断固として「反トランプ」を貫いている。

 2017年10月3日付のCNN記事によると、キューバン氏は「(大統領選出馬を)考慮している」という。キューバン氏は共和党員であるため、2020年の時点でトランプ氏在任の場合は共和党予備選にまず出馬することになる。

 トランプ氏就任後、「政治経験のなさ」は致命的な欠陥であることが露呈しつつある。いくらカリスマ性のある大金持ちでも、トランプ氏に辟易するアメリカ国民が多い昨今、次のセレブ候補が当選するかどうかはいささか疑わしいと言えるだろう。

Text by 川島 実佳