英国にも外来スズメバチ侵入 「見つけたら連絡を」養蜂団体ら強い危機感
◆『アジアン・ホーネット・ウォッチ』週間
この状況を踏まえて、イギリスでは英国養蜂家協会(British Beekeepers Association)が中心となり、今年は9月7日から13日までを『アジアン・ホーネット・ウォッチ』週間として、ツマアカスズメバチを見かけたら当局へ連絡するように一般市民に促している。
市民がミツバチやほかのハチをツマアカスズメバチだと勘違いして殺してしまうということが起きないよう、ツマアカスズメバチの説明と写真入りのポスターで注意喚起。スマートフォンにアプリをダウンロードすることですぐに確認でき、ツマアカスズメバチやその巣ではないかと思われるものがあれば危ないので絶対にむやみに近づかず、写真を撮って発見したエリア情報とともに協会に送信連絡して欲しいと呼びかける。
>次のページ ツマアカスズメバチの外来種としての恐ろしさは、その侵入の速さ