OECDで最低のコロナ死亡率、日本の対策は世界のお手本? 海外が理由を分析

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 新型コロナウイルスによる日本国内の死亡率は100万人あたり245人と、OECD加盟38ヶ国中で最も低い数字になっている。その理由について、海外メディアが推論を繰り広げている。マスクに加え、4%という低い肥満率が貢献した可能性があるという。

◆高齢者多い日本だが、低いコロナ死亡率
 ブルームバーグは、データ集計サイト『アワ・ワールド・イン・データ』が公表する数字をもとに、日本のコロナ死亡率が100万人あたり245人と低い水準であることを報じている。38ヶ国あるOECD諸国のなかでも最低だ。記事は、コロナに対して弱い高齢者が日本には多く住む事実を考えれば、この数字は「さらに特別な意味を持つ」と指摘する。また中国のような厳しいロックダウンや規制はなく、緊急事態宣言下でも政府の要請のみである点も強調している。

 日本の100万人あたり245人という割合は、コロナ対策に成功したといわれるニュージーランドの同人口あたり247人よりもさらに低い水準だ。一方、ヨーロッパでは同人口あたり2469人、アメリカでは3038人と、日本の10倍から12倍の割合となっている。米ウォール・ストリート・ジャーナル紙(6月13日。以下「WSJ」)は、「アメリカやヨーロッパと比較すると、日本は新型コロナに感染する人々が少なく、ウイルスにかかったとしても重症化するリスクが低い状態が続いている」と報じている。

Text by 青葉やまと