毎日お風呂に入る必要はない? 洗いすぎは悪影響と米専門家

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 体を清潔にしておくのは日々の生活において大切と考えられているが、アメリカではセレブが次々と毎日入浴しないことを告白し、不潔かどうかで論争になった。実はハーバード大学の専門家によれば、毎日入浴することは私たちが考えるほど健康的な習慣ではなく、頻繁な入浴は逆に害になるとされている。

◆セレブがカミングアウト、入浴論争勃発
 アメリカでの入浴論争は、数人の有名人が毎日シャワーを浴びる必要性を感じないとカミングアウトしたことで始まった。俳優のクリステン・ベルとダックス・シェパード夫妻は、子供が成長するにつれ入浴させる回数を減らすようになったとトーク番組で発言。セレブカップルのミラ・クニスとアシュトン・カッチャーも子供たちの入浴は数日おきであると述べ、クニス自身も毎日石鹸で体を洗わないと告白している。俳優のジェイク・ギレンホールも雑誌のインタビューで、人間は自然に自分自身をきれいにしているとし、毎日風呂に入らないことは肌にもいいと述べた。(健康情報サイト『ヘルスライン』)

 こういった発言を知った人たちが、ツイッター上で激論を交わしたという。有名人の発言に同意する人もいたが、「気持ちが悪い」「基本的な清潔を維持する能力が欠けている」といった反応を示す人もいた。(同)

Text by 山川 真智子