インド変異株の感染急増 イギリスが再び変異株リスク地域に
ワクチン接種キャンペーンの成功で、イギリス変異株から立ち直ったはずのイギリスを、ドイツが「変異株リスクゾーン」に指定した。現在イギリスには、インド変異株が広がりつつあるからだ。
◆独仏がイギリスからの入国を制限
ドイツは23日からイギリスを「変異株リスクゾーン」に指定すると、21日明らかにした。これにより、23日から、イギリスからドイツに向かう航空機、バス、電車は、ドイツ国民あるいは居住者しか運べないことになった。またイギリスからドイツに入国する者はみな、たとえコロナ検査で陰性であっても2週間の隔離に置かれる。(フランス・アンフォ、5/22)
ドイツに続き、フランスも31日からイギリスからの入国を制限することを26日明らかにした。イギリスからの入国者はすべて48時間以内のPCR検査か抗原テストを受けなければならず、入国後隔離も課す考えだ。また「フランス人でもフランス居住者でもない人がイギリスからフランスに入国するには、やむを得ない理由が必要」になる。(ル・モンド紙、5/26)