「へそ出し・ミニスカ禁止」に女子高生が反発 1800年の「ズボン禁止」から抗う仏女性

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 それだけ自由でありながら、いったい何が不満なのかと理解に苦しむ人も多いだろう。だが、彼女たちには彼女たちの主張がある。まず、「男の注意力を散漫にする」(同)おそれのために、なぜ女性の服装が規制されなければならないのか、しかも「男たちは着たいものを着る自由がある」(同)のに、だ。実際、女子高校生のひとりは、「変えなければならないのは男性の視線であって、私たちが(男に)合わせるのは違うだろう。この運動は、家父長制が課す規則に対する反抗のひとつ」だと明言している(20minutes紙、9/14)。

「#Lundi14Septembre(9月14日)」「#liberationdu14(14日の自由化)」などのハッシュタグで呼びかけられたこの運動は、フランス全国学生連盟(UNEF)や、フランスの型破りな閣僚であるマルレーヌ・シアパにも支持された。さらに面白いことに、父兄や男子高校生にも支持を表明する者がいて、なかには女子に倣って自身もへそ出しTシャツに短パンで登校した男子もいた。

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Text by 冠ゆき