“マスク嫌い”のフランス、ついに屋内での着用義務化

Bob Edme / AP Photo

 マスク着用に消極的であった欧州でも、外出制限緩和後、第二波を警戒して義務化する国が増えてきた。そのなかには、これまでマスク着用について懐疑的であったフランスも含まれる。

◆欧州で市民権を得ていくマスク
 ヨーロッパでは最近になってマスク着用を義務化する国の増加が目立つ。ドイツやルーマニア、ポルトガル、オーストリアではすでに公共交通機関や屋内スペースでのマスク着用が義務だったが、アイルランドでは7月13日から公共交通機関と商店、レストランでのマスク着用が義務となった。また、ベルギーでは、これまでマスク着用が義務であった公共交通機関に加え、7月11日からショッピングセンターや商店、映画館、劇場や会議場、宗教施設、美術館、図書館でも義務となった。同様に、クロアチアでは、7月13日から商店やバー、レストラン、また従業員と顧客の距離が近いほとんどの施設でのマスク着用が義務になった。最も厳しい措置をとったのは、スペインのカタルーニャ地方で、7月9日から屋外であろうとも、また1.5メートルのソーシャルディスタンスの有無にかかわらず、すべての公共の場所でのマスク着用が義務となった。スペインのほかの地域でも、屋内外の公共の場で1.5メートルの対人距離が取れない場合、マスク着用が義務となっている。さらにイギリスでも、6月15日以来公共交通機関内でのみ義務であったマスク着用を、7月24日から商店においても義務とすることが決まった。

Text by 冠ゆき

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