ヨーロッパ人、「自宅待機」で何してる? スイスは「おひとりさま」スポーツが人気

Kirill Skorobogatko / Shutterstock.com

◆フランス テジタル系で過ごす
 子供とどう過ごすか、その方法を紹介する記事が多いが、コロナ禍での過ごし方について、18歳以上のフランス人約3000人を対象にしたアンケートが行われている

 これによると、余暇活動として一番人気はテレビを見ること(回答者の57%が選択)で、狭い家に住んでいたり一人暮らしだとその傾向が強くなる。2位以下は、ネットサーフィン44%、電話やネットで親しい人と交流38%(65歳以上だと48%)、料理29%、DIY/ガーデニング28%、読書19%、音楽を聴く18%だった(3つまで選択可)。また、回答者の大多数(66%)は、平均28分間、毎日何らかの運動をしている。

 ちなみに心理状態についての項目もあり、「不安やストレスを感じていない」が57%、「気分は落ち込んでいない」が75%、「子供はナーバスになっていない」が68%、「家族の雰囲気は悪くなっていない」が90%、という結果だった。

◆スペイン とにかくリラックスもいいかも
 職業教育を提供しているAUDIOLISは、コロナ禍での過ごし方についてヒントを挙げている。思い切りリラックスしてみるというのも一案だ。あまりにも暇を持て余したら、きっと何かしてみたくなるだろう。

●読書
●オンラインのコースを受講する……言語、料理、マーケティングなど、履歴書に書けるようなもの、または単なる趣味としても何かしらあなたに合うものはあるはず
●家族や友人とビデオチャットする
●家でスポーツをする
●家族でゲームをする……何か買わなくても、しりとりやかくれんぼなど古典的な遊びもある
●ドラマや映画を見る
●自分のプロジェクトを進める……本を書く、ウェブサイトを作る、ブログを始めるなど、途中で止まっていた自分のプランに取り組もう。
●こんまり(近藤麻理恵)の精神で、断捨離する
●料理する
●とにかくリラックスする……何が恋しいか・何を大事に感じるかを自覚したり、音楽を聴いたり、昼寝をしたり

Text by 岩澤 里美