太ってゆく欧米の家猫……11キロ超の猫のダイエット、ネットで話題に

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 不機嫌な顔で「ニャー」と鳴きながら、ランニングマシンでエクササイズさせられる丸々と太った猫の動画が、北米のソーシャルメディアで数百万回再生され話題となった。欧米では多くの飼い猫が肥満になっているといわれ、甘やかしがちな飼い主の責任が問われている。

◆通常の2、3倍サイズ、肥満猫がSNSを賑わす
 CNNによれば、注目を浴びたのは、米ワシントン州に住む8歳の雌猫シンダーブロックだ。認知症の父親の介護をし、自身も健康上の問題を抱えているという飼い主が、これ以上世話できないとして、カナダ国境のベリンガムにあるノースショア動物病院に持ち込んだ。飼い主がシンダーブロックの安楽死を希望したため、見かねた獣医のブリタ・キフニー氏が引き取った。

                                                                                                                 

 キフニー氏を驚かせたのは、シンダーブロックの病的な肥満ぶりだった。飼い主の父親が餌を与えすぎていたらしく、体重は11.3キロにもなっていた。標準的な猫の体重はおよそ3~5キロとされている。

 キフニー氏とほかの職員は、水中ランニングマシンを使用し、シンダーブロックのリハビリを計画。鳴き声を上げながら面倒そうに片足をマシンの上で滑らせる姿をフェイスブックに投稿したところ注目を集めた。これまでに300万回以上再生され、ほかのソーシャルメディアでも動画が拡散している。ノースショア動物病院では、処方食とエクササイズによるシンダーブロックの減量への道をソーシャルメディア上で公開しており、多くの応援コメントが寄せられている。

Text by 山川 真智子