編み物の楽しさに目覚めた男たち、欧米で増加中 各地で「編み物男子会」も

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 今男性たちの間で、編み物がシリアスな趣味として広がっている。クリエイティブかつストレス解消にもなるということで、男性だけの編み物クラブも人気だ。彼らのなかにはSNSなどで作品を紹介し人気者となる例もあり、「編み物男子」が新たなトレンドとして注目されている。

◆もとは男の仕事 編み物DNAが目覚めた?
 編み物といえば、女性がするものと思いがちだが、ヨーロッパのケルト文化では、もともと男性の仕事だった。羊飼いを本業とする彼らが、寒い冬の夜、家畜の世話の合間に衣類や毛布を編んでいたという。欧州では1400年代まで、編み物ギルド(組合)に属す熟練したプロの男性ニッターがおり、厳しい修行や試験が課されていたということだ。ちなみに女性はギルドに入ることはできなかった。米農業新聞フェンス・ポストは、当時の編み物は今のイメージからかけ離れたものだったと説明している。

                                                                                                                 

 16世紀になると、編み機が発明されたことで、男女問わず編み物をすることが減った。昨今は、手作りの良さが見直されて編み物人気が復活しているが、なかでも注目されているのが「編み物男子」の増加だ。

Text by 山川 真智子

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