「なぜ児童婚が許されるのか」子供たちが立ち上がったノルウェー 18歳以上に法律改正

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 児童婚というと、東南アジアや南アジア、中東諸国などにおける成人男性と10代の少女との結婚を想像するかもしれない。しかし、日本ではあまり報道されていないが、ヨーロッパの事例もしばしば報告されており、世界で広く行われている慣行と言える。

 ユニセフでは児童婚を、18歳未満での結婚、またはそれに相当する状態と定義している。女子の場合、18歳以下であっても親の承諾などがあれば結婚が認められる場合もある。問題は、児童婚が本人の意思に反し大人の決定により強制的に行われるケースが多いことにある。また、ユニセフは、児童婚は子どもの権利の侵害であり、女子は暴力、虐待などの被害を受けやすいと述べている。そしていま、18歳未満での結婚を法律で認めているヨーロッパの国で、それを問題視する動きが起きている。

                                                                                                                 

◆水面下進められる結婚数は不明
 世界的な人権団体「Girls Not Brides」によると、世界では18歳未満で結婚する少女は毎年1,200万人おり、2秒に1人の割合で少女が結婚している(ロイター)。

 ユニセフの調査によると18歳未満の結婚は女子が多く、自分の意思に反して強制的な結婚を強いられている。ウクライナでは15歳から19歳までの児童婚は2%、トルコでは23%を占めることが判明している。しかし実際の数は大幅に上回るとユニセフは推測している。加えて、ローマでも少女の結婚が多いことがわかっている。これらの地域に限らず、ユニセフは児童婚を未然に防ぐためのさまざまなプログラムを行っており、2030年までに世界で児童婚禁止法が導入されることを目標としている。

Text by 安藤麻矢

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