食べてみたい世界のフライドポテト バリエーション豊かな10ヶ国のスタイル
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◆4.日本
バリエーションの豊富さでは日本も負けていない。ハンバーガー・ショップなどで、粉末状のシーズニングをまぶして好みの味にカスタマイズできる「シャカシャカポテト」や「ふるポテ」などの商品はすっかりおなじみだ。人気はアジアに広がり、現在では香港やシンガポールなどでも同様のポテトが販売されている。家庭でも作れるようにと、英BBCのフード・セクションでは、海苔やガーリックなどを加えたフリカケ・フライなるレシピを紹介している。評判は4つ星評価と上々だ。
◆5.フィリピン
フィリピンではケチャップの代わりに、バナナ・ソースというケチャップ風味の調味料で食べるのが主流だ。元々はケチャップで食べるフードとしてアメリカから伝わったが、第二次大戦中の物資不足の折、ケチャップを入手することが難しくなってしまった。そこで生み出されたのがバナナ・ソースだ。豊富なバナナを活用し、それに酢、砂糖、スパイスなどを混ぜて、ケチャップ風の味わいを再現している。地元で愛される味となり、十分にケチャップが手に入る現代でも根強い人気を誇る。