2020年「世界一美しいクルマ」は日本車が受賞 振り返る過去の受賞車15モデル

マツダ

◆2008年:アウディ R8

CarSpotter / flickr

 アウディR8は各国から招集された審査員をもってして、スポーツカー界の勢力図を一変させるとまで言わしめたモデルだ。ノーズやBピラー後部に控える垂直ラインなど、個性的で強く興味を惹くスタイリングが評価された。デザイン部門だけでなく、同年のパフォーマンス部門も同時制覇している。パフォーマンス部門ではV8エンジンの大出力に加え、卓越したバランス性能とコントロール性が受賞のポイントとなった。

◆2009年:フィアット ヌォーヴァ500

Alice Volkwardsen / Wikimedia Commons

 2009年の勝者となったのは、小型で愛くるしいルックスの2代目フィアット500だ。2代目が初めて登場したのは1957年の昔だが、受賞モデルは新型でありながら当時の面影を残している。往時からのデザイン要素を取り入れつつモダンさを加え、さらにメカニカルな部分を現代の技術水準にまで引き上げた。審査委員会は、まさに象徴という言葉がふさわしいモデルだとのコメントを発表している。

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Text by 青葉やまと