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日本が躍進、「観光力」が高い国トップ20 WEF旅行・観光開発指数2026

富士山と新倉山浅間公園の忠霊塔(山梨県富士吉田市)|Travel mania / Shutterstock.com

◆2位 アメリカ 5.23

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前回と同じ2位となったアメリカ。グランドキャニオンやイエローストーン国立公園といった雄大な自然に加え、ニューヨークやロサンゼルスなどの大都市にも世界中から人が集まる。観光だけでなく、商用や国際会議などの旅行需要も大きい。

WEFの評価では、自然資源が世界1位、航空交通インフラと観光以外の旅行需要に関わる資源がともに2位。一方、価格競争力は105位、安全性は76位と低い項目もあり、豊富な観光資源と旅行を取り巻く条件との間に差が見られた。

◆1位 日本 5.27

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東京や京都などの都市観光から、北海道の自然、各地の温泉や食文化まで、多彩な観光資源を持つ日本。WEFの評価では「文化資源」と「観光以外の旅行目的に関する資源」がともに世界1位、「陸上・港湾インフラ」も4位と高い評価を得た。

前回2024年の3位から首位に浮上した背景には、観光需要の持続可能性と、外国人旅行者の受け入れ環境などを示す「旅行・観光への開放性」の改善がある。WEFによると、2024年からの改善幅はそれぞれ世界2位、4位だった。

WEFは日本を個別の事例として取り上げ、訪日客の出発地や訪問先の多様化にも注目している。中国本土、韓国、台湾、香港からの旅行者が占める割合は2019年の70%から2025年には65%に低下。一方、アメリカ、欧州、オーストラリア、中東からの割合は14%から18%に上昇した。地方への誘客も進み、特定の市場や大都市への依存を減らす取り組みが、観光産業の強さにつながっていると評価された。

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Text by 切川鶴次郎