日本競馬を沸かせた歴代高額賞金馬ランキング・トップ20

Wikipedia / Ogiyoshisan

2位:キタサンブラック
獲得賞金:18億7684万円
性別:牡
国内通算成績:20戦12勝(12-2-4-2)
古馬となってからますます成熟した走りを見せるようになった晩成型だ。ラストイヤーとなった2017年は、出走したレースすべてで一番人気を獲得した。引退レースとして臨んだ2017年の有馬記念では武豊騎手に導かれ、すべてのコーナーを1位で通過。一番人気に応え、順当に優勝を手にした。1歳のときから、演歌の大御所・北島三郎が馬主となっている。父のブラックタイドはディープインパクトの全兄だ。

1位:テイエムオペラオー
獲得賞金:19億3519万円(秋古馬三冠ボーナス1億円含む)
性別:牡
国内通算成績:26戦14勝(14-6-3-3)
止まるところを知らない常勝ぶりから、世紀末覇王の二つ名をほしいままにした稀代の名馬だ。脂が乗り切った5歳牡となった2000年には重賞レースで8連勝を決め、古馬G1全制覇の金字塔を打ち立てた。いまも伝説として語り継がれる活躍の陰には、デビュー戦から一貫して手綱を握った和田竜二騎手との絆がある。馬の走りを邪魔しないことだけを考えているという和田騎手の手綱さばきが、テイエムオペラオーの能力を余すところなく引き出した。

先頭馬がテイエムオペラオー / Wikipedia / Goki

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Text by 青葉やまと