史上最高の日本人MLB選手ランキング 世界が選ぶ1位は伝説と評されたあの選手

Keeton Gale, Photo Works, Alan C. Heison / Shutterstock.com

 米ランキングウェブサイトRankerが日本出身MLB選手ランキングを発表している。

 1964年の日本人大リーガー第一号から数えると、これまで60人以上の日本人野球選手がMLBに挑戦している。この記事では、記憶に残る活躍をした選手から、現在も活躍中の選手までを格付け。アメリカ人が選ぶ日本出身MLBプレーヤートップ25(順位は記事執筆時時点)を見てみよう。

25位:井口 資仁(井口 忠仁)
生年月日 1974年12月4日
在籍チーム シカゴ・ホワイトソックス、フィラデルフィア・フィリーズ、サンディエゴ・パドレス
ポジション 二塁手
現在、千葉ロッテマリーンズの監督を務める井口は2005年、福岡ダイエーホークスからMLBに挑戦、シカゴ・ホワイトソックスへ入団した。その後、フィラデルフィア・フィリーズ、そしてサンディエゴ・パドレスでプレーする。ホワイトソックス時代(2005年)に日本人選手としては初めて、出場してのワールドシリーズ優勝を経験しており、同年、大リーグ新人ベストナインに二塁手として選出されている。MLB時代のニックネームは「グッチ」。

24位:川﨑 宗則
生年月日 1981年6月3日
在籍チーム シアトル・マリナーズ、トロント・ブルージェイズ、シカゴ・カブス
ポジション 遊撃手
福岡ソフトバンクホークスから2012年、シアトル・マリナーズに移籍した川崎は、翌年からトロント・ブルージェイズ、2016年にシカゴ・カブスでプレー。17年にソフトバンク復帰。カブス時代にMLBチャンピオンを経験しているが、大リーガーとしての人気を確立したのはブルージェイズ時代。実力はもちろんのこと、持ち前の明るさでチームのムードメーカーに。また、試合後のユニークなヒーローインタビューでファンのハートを掴んだ。

次のページ 日本のプロ野球を経験せずに直接大リーグに挑戦したあの選手がランクイン




Text by 西尾裕美