×

現金・預金を多く持つ国、少ない国 日本は何位? OECD37カ国

Teelapon Hromchit / Shutterstock.com

◆6位 スロバキア 45.8%

Kari Ahlers / Shutterstock.com

スロバキアでは、家計が預金など安全性の高い資産を好む傾向が強い。中央銀行の調査では、株式や債券、投資信託といった投資型の金融資産を保有する世帯はわずか6%にとどまる。

一方で、投資信託市場は拡大しており、国内ファンドの資産総額は2019年から2024年にかけて51%増加した。株式型ファンドの比重も高まっている。預金中心の資産構成はなお続くものの、投資商品への資金シフトも徐々に進みつつある。

◆5位 韓国 46.4%

WASAN ONRUECHA / Shutterstock.com

韓国では、預金を重視する傾向が根強い一方、近年は年金や投資商品への資金シフトも進んでいる。雇用労働部によると、退職年金の積立資産は2024年まで3年連続で約13%ずつ増加。

なかでもファンドやETFなど、運用実績に応じて収益が変わる商品の投資額は前年比53.3%増えた。安全性を重視して預金を厚く持つ家計が多い一方、老後資金を中心に市場性資産を活用する動きも広がっており、資産構成は徐々に多様化している。

次のページ 預金中心から国債・投資信託へ

Text by 切川鶴次郎