驚きの歴史トリビア26発 核ミサイルのコード忘れる大統領、38分で終わった戦争……

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25, 大学を出ていない大統領
 アメリカの歴史のなかで、大学を出ていない大統領が誕生したことがある。1945年にルーズベルト大統領が急逝すると、ハリー・S・トルーマンが副大統領から昇格するが、彼は大学の学位を持たない最後の大統領となった。CIAの創設に貢献したほか、原爆投下を承認したことでも知られている。

Time Inc., photograph by Charles Cort from Acme / Wikipedia

26, 星条旗は17歳がデザイン
 アメリカの象徴といえば星条旗だが、その50個の星は現在設けられている州の数、そして赤と白のストライプは独立当時の13州を表している。州の数が増えるにつれて幾度となくデザインが変更されており、現在使われているのはアラスカとハワイが州として認められた際にリニューアルしたものだ。プロのデザイナーの手によるものかと思いきや、当時17歳の学生が考案した図案が元になっている。学校の課題として新しい国旗のデザイン案を提出したロバート・ヘフト氏は、星50個はさすがに雑然としているとして、担当教員から「B-」の評定を受けた。納得がいかない氏はホワイトハウスに電話攻勢を仕掛け、ついに当時のアイゼンハワー大統領から直々に採用の通知を受け取ることとなる。

Mark Roger Bailey / shutterstock.com

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Text by 青葉やまと