気をつけたい!食中毒になりやすい12の食品 予防方法は?
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気温が上がってくる夏場は、食中毒に特に気をつけたい季節だ。さまざまな食品のなかでも、比較的食中毒の原因になりやすいものが存在する。米疾病予防管理センター(CDC)や米消費者NGOのコンシューマー・レポートなどは、生のまま摂取する機会が多かったり、食材の特性上雑菌が繁殖しやすかったりなど、注意を要する食品を挙げている。特に気をつけて扱いたい12種類の食べ物・飲み物がこちらだ。
◆1.サラダ
健康に気をつけている人ほど積極的に摂取しているであろうサラダも、食中毒の観点からは気の抜けないものの一つだ。生の葉物野菜は、サルモネラや大腸菌、ノロウイルスなど、有害な菌が付着していることがある。
対策として、汚染のリスクが高い外側の葉は使わない、傷んだ部分は避ける、調理前には石けんで手を洗うなどが有効だ。カット野菜を使う場合も傷み始めたものは避け、安心してフレッシュな野菜を楽しみたい。
◆2.米
米は日本で愛食されているだけでなく、世界の人口の半分以上が主食としている。そんな米も、食中毒の原因菌であるセレウス菌の芽胞に汚染されていることがある。
炊く前の段階で汚染され、乾燥した環境でも死滅せず、炊いたあと室温放置することで増殖する。炊き上がったらすぐに食べ、残りは5度以下の冷蔵庫に移すと食中毒のリスクを低減できる。