世界で最も大きなヘビランキング・トップ15 1位は9m、巨体で獲物を絞め上げ

Radiant Reptilia / Shutterstock.com

◆14位:タイパンおよびナイリクタイパン 2.4メートル

Ken Griffiths / Shutterstock.com

 コブラ科に属し、大きな個体になると体長は3メートルを超える。毒腺も毒牙も大きいうえ、危険を感じると1度に数ヶ所にかみつく俊敏さも厄介だ。

 世界で最も危険なヘビの一つに数えられる。オーストラリアの一部に分布するほか、パプアニューギニアにも亜種が生息する。

◆13位:イースタンインディゴスネーク 2.7メートル

Patrick K. Campbell / Shutterstock.com

 北米最長のヘビ。全身が光沢のある均一な黒色の鱗で覆われているが、日光に当たると虹色に輝く。胴体と比べると頭は小さいが、そのパワーは強力だ。獲物をアゴでしっかりとねじ伏せ、地面に押さえつけて生きたまま丸呑みにする。

 現在はアメリカではフロリダなど2つの州で見られるのみとなり、1970年代から絶滅危惧種に指定されている。

次のページ 獲物を水中に引きずり込む「泳ぎの名手」

Text by 青葉やまと