世界の評価で見る「日本の料理」ベスト25 海外の視点で読み解く人気の理由
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◆2位 ネギトロ丼

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ネギトロ丼は、脂の乗ったマグロのとろを細かくたたき、刻みねぎと合わせてご飯にたっぷりのせた丼だ。刺し身のように構えず食べられる手軽さがあり、それでいてとろの濃厚な甘みとねぎの香りが一体になって、口の中でふわっとほどける。
テイスト・アトラスのコメントでも、店で「ネギトロって何?」と尋ねたら「魚だよ」とだけ説明され、実際に食べてみて“ねぎ入りのミンチトロ”だと知りつつ大好きになったという声がある。意味が分からなくても頼んでしまえる親しみやすさと、食べた瞬間に理解できるおいしさが、外国人の高評価を支えているようだ。
◆1位 浜松餃子

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浜松餃子は、静岡県浜松市で発展したご当地餃子で、薄めの皮に野菜多めのあんを包み、円形に並べて焼くのが定番だ。外側はパリッと香ばしく、内側は蒸し焼きでふっくらジューシー。中央にもやしを添える盛り付けも特徴で、脂っこさをほどよく中和してくれる。
テイスト・アトラスのコメントには「皮と具のバランスが完璧」とあり、軽快な皮の食感と、キャベツや玉ねぎの甘みを生かしたやさしい味わいが外国人にも伝わりやすいことがうかがえる。にんにく控えめの店も多く、何皿でも食べ進められる“食べやすい餃子”として、旅行者のリピートを呼ぶ名物になっているようだ。
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