ストレス・不安を悪化させる10の食品、解消してくれる10の食品

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 仕事や人間関係などでストレスがたまると、つい暴飲暴食で発散したくなるものだ。しかし、甘い物やアルコールに頼り過ぎると、かえってストレスを悪化させるかもしれない。ストレスを感じたとき、どのような食事が身体に優しいのだろうか? 健康的な食品を専門に扱う米イート・ディス・ノット・ザット誌や米ヘルスライン誌などが、ストレスに良くない食品とストレスを解消してくれる食品を紹介している。

◆良くない食品1.カフェイン

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 カフェインを過剰摂取すると不安が増幅するだけでなく、幸福感をもたらす化学物質であるセロトニンの生成が減少する。ある研究論文では成人や思春期の人々が400ミリグラムを超えるカフェインを摂取したところ、不安と気分の変動が確認された。

◆良くない食品2.アルコール

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 アルコールは、神経を落ち着かせるようにも思えるが、実際には脱水の原因となり睡眠にも悪い影響を及ぼす。結果として不安感を引き起こすことがある。アルコールは、脳内のセロトニンと神経伝達物質の量を変えてしまうほか、アルコールが抜ける際にもさらに不安を感じやすくなる。

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Text by 青葉やまと