人生を充実させる小さな「個ミュニティ」とは?
「あなたは、家族以外の自分らしくいられるコミュニティがありますか。」
この問いに、どれだけの人が「はい」と答えられるだろうか?コロナ禍をきっかけにプライベートな集まりは少なくなっていると感じている人も多いだろう。ライブコミュニケーションアプリの「Pococha」による調査によると、「たくさんある」と回答したのは全体の4.6%、「少しはある」と回答したのは33.7%と、合計で4割に満たない。つまり、半数以上は家族以外に自分らしくいられるコミュニティが殆ど・全くない状態であるようだ。この調査では、自分らしくいられるコミュニティを、“個性“を出せるコミュニティとして「個ミュニティ」と呼んでいる。
「家族以外の自分らしくいられるコミュニティ」があると答えた人たちは、一体どのような場で自分らしくいられると感じているのだろうか。調査では、「個ミュニティ」の人数を質問している。その結果、52.0%が5人未満、40.2%が5人以上10人未満であった。
確かに少人数であればお互いのことを知ることができ、自分らしくいられると感じやすいだろう。逆に大人数のコミュニティでは、よく知らないメンバーもいるだろうから、中々自分らしく振る舞うことが難しい人が多いのかもしれない。
心理学者の晴香葉子氏によると、人数の多い集団では、相手も一人一人、全員と関わることができないので、「受け入れてもらえなかった」「拒まれた」と感じる人やタイミングが生じてしまい、そのような体験は苦痛をともなうので、人と関わることに恐怖心を芽生えさせ、孤独を助長してしまうことがあるという。また、安定的な人間関係を維持できるグループの大きさには、ある程度限界があると考えられており、人類学者のロビン・ダンバーは、150人を超えると集団としてうまく機能し難くなると考え、感情を分かち合えるシンパシー・グループは、12~15人、なんでも話し合えるクリーク(社会集団)は、3~5人とされているという。
自分らしくいるためには小さなコミュニティが大切なようだが、コロナ以前と比べると少人数で集まる機会は大幅に減っているようだ。例えば「飲み会の回数」は、5-10年前は平均12回/年であったが現在では4.8回/年と6割減、「友人との外出」は5-10年前は平均14.4回/年であったが、現在では7.2回/年と半減している。
オフラインでの少人数が集う機会が急減している今、本調査を実施したライブコミュニケーションアプリの「Pococha」は、オンラインでユーザーの誰もが「自分らしくいられるコミュニティ」を提供することを目指している。
Pocochaでは、数人〜数十人規模の小規模な「個ミュニティ」の小さいからこその深いつながりの価値を重視している。ライバーからリスナーへの一方通行のコミュニケーションだけでなく、ライバーとリスナー双方向でのコミュニケーションを楽しめ、誰もが自分らしくいられるプラットフォームを目指している。
自分らしくいられる「個ミュニティ」に所属する人はそうでない人と比較して、日々の充実度が23.4%高いという結果も出ているようだ。Pocochaで「個ミュニティ」を見つけて、「ちっちゃなつながり、おっきな応援」を感じて、日々を充実させてみてはいかがだろう。
提供:Pococha