「キンキンに冷えたビール」は日本だけ? 新たな飲み方として英米パブやレストランで人気

 ビールの本場はドイツだ、イギリスだ、いやいや一人あたりの消費量ではチェコが世界一だと、議論はつきない。しかし、こと「キンキンに冷やして飲む」ことへのこだわりは、日本が世界一と言っていいだろう。古くは瓶を冷たい川の流れにつけたり、最近では冷凍庫で冷やしたジョッキで提供したり…。最新のトレンドでは、凍らせた泡をトッピングした「フローズンビール」が目新しい。全国の居酒屋で人気を集め、今や海外にも広まりつつあるようだ。

【世界進出する「フローズンビール」】
 「フローズンビール」は、2012年にキリンビールが提案した新たなビールの飲み方だ。まず、専用のマシーンにビールを入れ、冷たいシリンダー内を循環させることにより「凍った泡」を作る。そして、それを「普通の冷えたビール」の上に被せるのだ。

 現在、全国の1100店を超える居酒屋やレストランに専用マシーンが設置され、『キリン一番搾りフローズン<生>』として提供されている。キリンビールによれば、-5℃に冷やされたフローズンの泡は、それ自体の“食感”もさることながら、およそ30分間フタの役割を果たし、ビールの冷たさを保つ効果があるそうだ。

 この文字通りの「クールジャパン」は、海外にも進出している。現地の地域ニュースなどから総合すると、アメリカでは昨年ごろからロサンゼルスのドジャー・スタジアムやハワイの日本レストランなどで提供しているようだ。さらに、カナダ、オーストラリア、イギリスでも、この夏から一部の日本レストランやパブが提供を始めたと報じられている。

【「ビールはやっぱり冷えている方がおいしい」】
 オーストラリアでは、ブリスベンの日本式餃子バー『Harajuku Gyoza』が今月、キリンのフローズンビールを同国で初めて提供し始めた。サービス業専門サイト『Hospitality Magazine』によれば、既に「ビッグ・ヒット」になっているという。

 ロンドンでも今月から、『The Poacher’s Arms』というパブが他に先駆けてフローズンビールの提供を始めた。英国では、常温で飲む「ビター」がパブで供される生ビールの主流の一つになっているなど、比較的「冷えたビール」へのこだわりが薄い。そうした中にあってこのパブは異色の存在で、最近、個性を打ち出すためにあえて英国ビールの提供をやめたという。

 地域情報サイト『ロンドン・コミュニティニュース』によれば、『The Poacher’s Arms』の共同経営者は、日本発のフローズンビールが「大人のアイスクリーム」として定着することを願っているという。英国でも近年は「冷やして飲むビール」が伝統的な「常温で飲むビール」の消費量を上回っている。これは世界的な傾向でもあり、「ビールはやっぱり冷えている方がおいしい」という、もう一つの「クールジャパン」な価値観が、共感を得られやすくなっていると言えよう。

【「最後の一口、一滴まで冷えたビールを楽しめる」究極のカップ】
 「温度を保つ」ことへの「メイド・イン・ジャパン」のこだわりと技術は、ビールなどを供する「器」の方でも並大抵なものではない。2010年に横浜で開かれたAPEC(アジア太平洋経済協力)会議で、参加20ヶ国の首脳の贈答品に選ばれた『SUSgallery』の「真空チタンカップ」は、その究極と言えよう。江戸時代に遡る高度な金属加工技術により、「キンキンに冷えたビール」をいつまでも味わうことができる逸品だ。

 『SUSgallery』は、和釘作りにルーツがあるとされる新潟県燕市の金属加工技術が生んだブランドだ。「真空チタンカップ」は、魔法瓶の製法を応用したチタンの二重構造になっている。ビールカップ、ワインカップ、ロックカップの3種類があり、「最後の一口、一滴まで冷えたビールを楽しめる」ビールカップは、通常のグラスの6倍の保冷力があるという。

 また、チタン=シルバーという常識を覆し、チタン表面の酸化皮膜の厚さをナノレベルで変えることにより、“色をつける”ことに成功した。それぞれ、鏡面処理の「ミラー」のほか、「セピア」、「アクア」の3色をラインナップしている。

購入ページへ:SUSgalleryの真空チタンカップ 16,200円(税込)~

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Text by NewSphere 編集部