2分以内に眠れる、米軍式睡眠法とは? 96%の人が成功

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仕事に家事にと忙しいときほど、眠りは大切にしたいものだ。冴えた頭で生産性はアップするし、免疫力を保って体調を管理することはすべての基本でもある。しかし、ストレスと早く寝なければというプレッシャーのせいで、多忙なときほどかえって寝付けなくなるジレンマに陥りがちだ。そんなときは、極限状況でも眠れるようにと考案された、米軍式睡眠法を試してみよう。

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◆道具不要、戦場でも眠れるテクニック
この睡眠法について健康ライターのシャーロン・アックマン氏は、オンライン・プラットフォームのメディウム誌に寄せた記事のなかで、厳しい状況が続く戦場においても眠れるよう考案されたものだと紹介している。兵士たちは轟音が響く戦場で高い緊張にさらされたまま、束の間の睡眠を取らなければならない。とても眠れたものではなく、第二次世界大戦中には戦闘機パイロットが味方の機体を攻撃するなど、寝不足による錯乱が問題となっていたという。そこで米海軍プレフライト・スクールが考案したのが、120秒で眠れるというこの睡眠法だ。

詳しいやり方は次節で紹介するが、基本的には顔からつま先まで順番に力を抜いてゆくだけで、道具も必要なく簡単に実践できる。効果も非常に高く、英インデペンデント紙は、6週間ほどトレーニングを続ければ96%の人が2分以内に眠りに落ちるようになると紹介している。それでは、具体的な手順を見てみよう。

Text by 青葉やまと