“休日は白浜へ!” 温泉、パンダ、海水浴…多様な魅力をCNNが特集

 和歌山県白浜町には、外国人観光客も楽しめる穴場スポットが多くあるとして、海外メディアが注目している。白浜町の魅力とは何なのだろうか?

【白浜町の観光スポットとは?】
 米CNNは、「白浜の休日:裸の男、パンダ、日本で最も白いビーチの一つ」とのタイトルの記事で、白浜町の観光スポットを紹介している。

1.崎の湯
 崎の湯は太平洋に面した露天風呂である。崎の湯のマネージャーによれば、海が荒い時に波が岩肌に当たり、その水しぶきで露天風呂に浸かる人々が涼むことができる。巨大な岩の壁により、女湯は外から見えないものの、男湯はそうはいかない。近くにあるホテル、「シーモア」の客室や、展望台から簡単に見えてしまう。

2.白浜海水浴場
 白浜海水浴場の白い砂は、オーストラリアから輸入されたものである。夏には露店や花火で賑わう。また、この記事の著者は、亜熱帯である沖縄以外の場所で、このようなビーチに出会うことが、いかに思いがけないことか、と驚いており、まるでカリブ海にいるかのように感じるとも述べている。

3.アドベンチャーワールド
 2010年に生まれた双子も合わせて、5頭のジャイアントパンダが飼育されており、日本でパンダが1番多い動物園である。中国国外において最も成功したパンダ繁殖プログラムが行われている。中国成都 ジャイアントパンダ繁育研究基地の日本支部でもある。

4.三段壁洞窟
 エレベーターで地底36mまで下降し、洞窟を見ることができる。熊野水軍の舟隠し洞窟であったことに関する展示もある。

5.円月島
 真中に月の様な形をした穴があることで有名な円月島は、南北130mの島である。円月島の写真を撮る人々は、穴の中央に夕日が入る瞬間がお気に入りである。

【海外ユーザーの声】
 旅行口コミサイト『トリップアドバイザー』には、白浜海水浴場、円月島について以下の様な内容の英語のレビューが投稿されている。

白浜海水浴場について
「ビーチは美しい眺めで、水は透き通っており、砂の色は素晴らしく白かった。食事をするための可愛い小さな店がたくさんあったわ。素晴らしい」

「日本に滞在しているけど、沖縄に行くことはできないという人は、白浜海水浴場に行くと良いよ。閑散期には店などは閉まっているけど、観光客もほとんどいないから、より楽しめるよ」

「春の初めのころに行くと、人がいないから、この上なく楽しい、長い散歩にはぴったりだわ。水は透き通っていたけれど冷たくて、粉のような砂が、足に当たると気持ち良かった。砂の上に寝転がって、夢をみれば良いのよ。周りには素晴らしい景色があるわ」

円月島について
「白浜のシンボルの1つだ。白浜町にいたら訪れる価値があるよ。夕方、特に夕日がちょうど穴の真ん中に入る日没のころには見なくてはいけないよ」

「ユニークな岩が、海辺にとても美しい眺めをつくっているよ。岩の真ん中の穴は、日の出と日没の時にものすごく素晴らしいけど、僕たちが行った時は雨で見ることができなかったんだ。すごく残念だった」

※本文中「7頭のジャイアントパンダ」は「5頭のジャイアントパンダ」の誤りでした。お詫びして訂正いたします。本文は訂正済みです。(6/11)

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Text by NewSphere 編集部