ポケモン“ルビー・サファイア”、11月世界同時発売 海外ファン「ホウエンのポケモンがベスト」

 5月7日ポケモン・カンパニー・インターナショナルが発表したところによると、『ポケットモンスター オメガルビー』、『ポケットモンスター アルファサファイア』のリメイクバージョンが、任天堂3DSから11月に世界で発売される。海外のポケモンファンは興奮気味だ。

【『ポケモン ルビー・サファイア』のリメイク】
 『Polygon』によると、第3作目のペアとなる『ポケモン ルビー』『ポケモン サファイア』は2002年にゲームボーイアドバンスで発売され、その後2003年3月に北米に上陸した。両作合わせて、世界で1600万本を売り上げ、結果ゲームボーイアドバンスはトップセラーのソフトとなった。

 任天堂とポケモン・カンパニー・インターナショナルのプレスリリースでは、どちらのゲームも“壮大な世界観”で繰り広げられる“新しい冒険”となるという。昨年10月にリリースされた『ポケモンX』、『ポケモンY』以来の新作となる。

 英メトロ紙は、任天堂にとってポケモン以上に儲かる商品はない、と報じた。任天堂3DSで発売された『ポケモンX・Y』は1200万本の売上となっている。今回のリメイク版も高い売り上げが期待される。詳細は明かされていないものの、グラフィックやテクノロジーはX、Yに基づいているだろうと推測している。

【ポケモン関連アプリ、ゲームの無料配信】
 メトロ紙によると、ポケモンのアニメをスマートフォンで見られるアプリが無料でダウンロードでき、700以上のエピソードが配信される。16シーズン目となるテレビシリーズの他に、特典映像や予告編、ポケモン映画のイベントなども見ることができる。

 またゲームスポットでは、『とうぞくと1000びきのポケモン』3DSバージョンが、期間限定で無料ダウンロードできると報じている。今年7月公開予定のポケモン映画17作目となる『XY「破壊の繭とディアンシー」』が、ゲームのベースになっているという。漫画雑誌コロコロ最新刊からの情報によると、ゲームは6月5日から日本のニンテンドーeショップでダウンロードできる。

 ポケモンの大軍団を率いて戦うゲームで、ポケモンファンにはたまらない特別なピカチュウが登場する予定だという。ゲームの海外での配信予定は未定となっている。

【海外ポケモンファンの反応】
 リメイクについては率直に歓迎する声と、疑問視する声が上がっている。
・やったー!
・“新しい”ことを強調しているから。リメイクなのかまったく新しいゲームなのか混乱している。
・オリジナルが発売されたのが11年前だから、知らない人が多いのでは。新しい作品と変わらない。
・いまどき懐かしさのないものは売れないみたいだ。
・ホウエン地方のポケモンがベスト。特に最初の三匹が素晴らしい。

 また『とうぞくと1000びきのポケモン』については、
・本筋のゲームシリーズにしか興味がない。
・無料ならしてみようかな。
・はー…、いつも日本だ。
といった声が聞かれた。

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Text by NewSphere 編集部