ローカライズに一年以上…ラップバトルもできる!?任天堂トモダチコレクション海外版発売へ

 任天堂の3DSソフト「トモダチコレクション 新生活」が、アメリカとヨーロッパで発売されることになった。この決定は、4月10日、任天堂の製品プロモーション動画「ダイレクト」の中で明らかにされた。

 「トモダチコレクション」とは、プレイヤー自身のMiiや友人・知人などのMiiを登録し、架空の島のマンションで生活するMii達の生活を観察したり、干渉して楽しむゲームである。

 「トモダチコレクション」のローカライズは困難であるとされてきた。しかし、任天堂の岩田聡社長は、「可能だ」と言明した、とウォール・ストリート・ジャーナル紙は報道している。最も「日本的な」ゲームでさえも、アイデンティティー(独自性)を失うことなく海外向けに変えることができる。例えば、同社のゲーム「どうぶつの森」は、海外で発売され、700万枚以上の売り上げを記録している。

 海外のユーザーも楽しめるように、バランスよくローカライズすることが成功の鍵だ。

【ローカライゼーションの挑戦】
 海外のゲーム紹介サイト『IGN』によると、任天堂は、一年以上かけて、「トモダチコレクション」のローカライズに尽力した。ゲームの核心や構築は変えないが、このゲームをアメリカやヨーロッパの文化的背景に移行することが目標だった。例を挙げると、食べ物のリストが作られ、アメリカにおける相当する食べ物が選び出された。様々なスタイルの音楽も調査され、ラップ音楽のバトル・ミニゲームまで新たに加えられた。

 海外のゲーム紹介サイト『daily dot』によると、ヨーロッパ版では、コーヒーが欲しい、とヘビーメタルソングを歌うMiiが登場する。しかし、アメリカ版の歌詞では、ブランチに変更されている。ヨーロッパとアメリカの文化背景の違いに考慮が払われたのかもしれない。

 Miiの行動を決定する性格プロフィールにも変更が加えられた。「トモダチコレクション」のMiiは、「次世代のMiiだ」と任天堂アメリカ社のBill Trinenは「IGN」に語った。「初めて、本当に人格を持つMiiを見ることができる。しかも、もちろん、声まで出せるのだ。」

【すごく面白そう】
 海外ユーザーは「トモダチコレクション」の発売を心待ちにしているようだ。「IGN」には以下の様なコメントが寄せられた。

・ものすごく面白そうだ。
・やったー、社会との接触を避ける理由がまたできた!
・ダイレクトを見たら、買う気になった。このゲームも「どうぶつの森」と同じくらい成功するといいな。

「トモダチコレクション 新生活」のアメリカ・ヨーロッパ版のタイトルは「Tomodachi Life」。2014年6月6日から、小売店およびニンテンドーeショップで発売開始予定だ。

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Text by NewSphere 編集部