日本のCMの瓦割り美女、海外で話題 もはや“殴られてもいい”の声も

 2月よりテレビで放送されている、クレディセゾンカードの新CMが海外で話題になっている。

 このCMには、50年代風ファッションの可愛い女の子が颯爽と登場する。そして、着けていたネックレスとイヤリングを投げ捨てると、なびかせていた髪を結い始める。次の瞬間、可憐に見えた女の子が鬼のような形相で叫びだし、15枚重ねられた瓦を頭で割る、というものだ。最後に『頭は使いよう。カードも使いよう』というキャッチフレーズが表示され幕を閉じる。

 しかもこのCMはフェイクではなく、出演している女優・武田梨奈さん(22)本人が本当にやっているというから驚きだ。武田さんは、琉球少林流空手の黒帯保持者なのだという。

【クレジットカードのCMでこの展開はもはや想定外】
 このCMは海外メディアでも話題になっている。アイルランドのウェブサイト『エンターテインメント』は「日本はどうやら他の違うことをやらないと気が済まないようだ」とCMの紹介をスタート。このCMがフェイクではないメイキング映像の動画も掲載し、衝撃のCM内容を説明した。

 また同サイトは、「最後のキャッチフレーズを見るまでは、クレジットカードのCMだとはだれも予測できなかったはず」とコメントしている。

【衝撃を隠しきれない外国人たちの反応は?】
 情報サイト『Kotaku』でも紹介され、コメント欄には、衝撃を隠しきれない海外ユーザー達が、瓦を頭で割るシーンはフェイクだという証拠を必死に探そうとする様子がうかがえる。

 しかし、同サイトや動画へのコメントの多くは、CMに対して素直な驚きの反応だ。

・この女の子に完全に恋に落ちてしまった
・現代に生きるリアル・チュンリー(※ストリートファイターの女性格闘家キャラ)だ
・この女の子ならセル(※ドラゴンボールの悪役キャラクター)を倒せる
・美しいだけじゃなくて、強さも兼ね備えてるなんて!
・彼女になら殴られても気にならない!だってこんなに可愛いからね

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Text by NewSphere 編集部