「完全無敗」楽天・田中将大投手、メジャー移籍か? スカウトの評価とは

 2013年今期、24勝0敗1Sという驚異的な成績を残した楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手。勝利数、勝率、最優秀防御率のタイトルを確定させ、開幕24連勝と世界記録を更新した田中投手に、メジャーのスカウトたちも多大な関心をよせている。

 既に日本の一部メディアは、今期オフには、田中投手はポスティング制度を使い、メジャーへ移籍するのではと報じている。

 田中投手は来期、はたしてどのチームのユニフォームを着ているのであろうか?

【スカウトの評価】
 まず、ニューヨーク・タイムズ紙は、メジャーのスカウトによる一般的な評価は、「ダルビッシュ有にはおよばないが、松坂大輔よりは活躍するだろう」というものだと紹介。特に、田中投手のスプリット・フィンガード・ファーストボールの評価は高いという。

 さらに、試合中に崩れることがなく、1年を通してローテーションを守れる点が素晴らしい、とも評されている。

 スポーツ・オン・アースは、田中投手がプロ入団後7年で、1300イニング以上を投げながら、97勝37敗、防御率2.30、および四球が300以下という安定感を高く評価している。

 とりわけこの数年間は、年齢や経験による成熟が目覚しいという。

 ただ、ニューヨーク・タイムズ紙は、田中投手が高校時代、甲子園で6回以上登板し、742球も投げていることを挙げ、こうした日本の野球文化特有の酷使に懸念を表した。

 またスポーツ・オン・アースは、メジャーに入団した場合、コーチが田中投手独自のスタイルを崩してしまうのではと心配している。

【田中投手の移籍先は?】
 では具体的に、田中投手の移籍先としてはどのチームが考えられるだろうか?

 ブリーチャー・リポートは、ロスアンジェルス・エンジェルスを挙げている。エンジェルスは先発の3番手がどうしても足りないが、田中投手を獲得する資金は充分にあるからだという。

 一方スポーツ・オン・アースで、日本人メジャーリーガーの大先輩・村上雅則氏は、ヤンキース、メッツ、レッドソックス、ドジャースを挙げた。なかでもヤンキースは、先発投手を欲しがっているという。ヤンキースならば、田中投手をうまく使いこなせるのではないかとも述べている。

 はたして田中投手の“不敗神話”は、アメリカでも引き継がれるのか。目の離せないシーズンになりそうだ。

Text by NewSphere 編集部